最近サンバイオの株価はずっとさえない展開となっていますがちらほらと良い話も聞こえてきます。
先日textreamでomnipotence2018さんが紹介してくれたpodcast(https://player.fm/series/hand-in-hand/episode-53-a-survivor-searching-for-stem-cell)では米国で行われた治験(P1/2a)の結果を知った患者から多数の応募があり、また自費ででも治験に参加したいという方も多数いたようです。


そんな中でtextreamなどでmRSに変化がみられなかったことについてツッコミされている方もいますので私なりにmRSについて調べてみました。

mRSとはmodified Rankin Scaleの略で脳卒中患者の機能自立度を表す指標となります。
評価は0(まったく症状がない)~6(死亡)までの7段階となります。(死亡を含める意味はあまりないと思うので実質0~5の6段階でしょう)

米国で行われた慢性期脳梗塞のP1/2aでは治験前のmRSの平均は3.22で治験後も変化がなかったとのことですが、こちらのページ(https://kazuasahi0914.com/fugl-meyer-assessment-of-motor-recovery-after-stroke-le/)を参考にさせてもらうとmRSが3から2になるためには最大でFMAが20ポイント上昇する必要があるようです。
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つまり、mRSが変化しないから効果がないというわけではないようです。


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上図から例えばmRSが3の方が多少なりとも日常生活において介助が必要と感じればできる動作が増えていてもmRSは3のままとなります。
確かにmRSが変化するほどの改善があるのならそれに越したことははありませんがmRSに変化がないから効果がないというのはあまりに短絡的ではないでしょうか。

またmRSが変化しなかったことについて、P1/2aの論文にはmRSは急性発作後の全般的な長期結果を測定するために用いられる指標で慢性期での転帰の測定は確立されていないことも述べられています。

よってmRSに変化がないからSB623に効果がないというのはかなり苦しいのではないかと考えます。


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