昨年の記事ですが、岡山大学で行われているTBIの臨床試験に携わっている安原先生は以前、留学先の米国で今回使う幹細胞に関する基礎研究に携わった縁で治験に加わったそうです。
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この安原先生ですが中枢神経疾患に対するカプセル化細胞移植という論文も発表されていてこの作用が実にSB623に似ていると思います。(素人目にはですが)
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カプセル化細胞により栄養因子、成長因子を持続的に供給することで神経保護や神経新生を賦活化させることを目的としているようです。
SB623と大きく異なるのはカプセル化細胞が脳内で持続し栄養因子を供給させ続けることを目的としているのに対してSB623は1か月ほどで消失してしまいます。
またカプセル化細胞は特定の栄養因子を放出するようですがSB623は各種様々な栄養因子、成長因子を放出させます。
SB623から生み出された成長因子や細胞外マトリックスにより脳内の神経幹細胞を梗塞部位へ遊走させ、さらにSB623が消失した後も内在性の幹細胞が長期間生存し損傷の修復を助けます。

安原先生が現在もカプセル化細胞の研究を続けられているのかどうかはわかりませんが以前、基礎研究に携わりさらに細胞療法による神経再生を目指していた先生が今回の治験に参加されたということはまさに押して知るべしとでもいった状況なのかもしれません。
もちろん断言はできませんが安原先生なりにある程度の勝算があっての参加なのだと思います。(もしかしたらダメ元みたいなところもある世界なのかもしれませんけど)

上記ニュースの最後で同大学脳神経外科の伊達勲教授の言葉が励みになりますね。
「外傷性脳障害は急性期を過ぎるとリハビリ以外に治療法がなかったが、再生医療は新しい選択肢になり得る。患者は希望をもってほしい」
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